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愛のひだりがわ
![]() | 愛のひだりがわ (新潮文庫) (2006/07) 筒井 康隆 商品詳細を見る |
近未来の日本。
警察はほとんど役に立たず、地域で武装した自警団をつくり身を守っている暴力的な世の中。
母親を亡くし、居場所をなくしてしまった12歳の愛は、父親探しの旅に出ます。
住み込みで働いていた飲食店の人たちからはずっとひどい扱いを受け、母のためていたお金も取り上げられてしまっていたのですが、愛はある日お店の金庫からお金を奪い、服やお弁当、父親の写真などをデイパックに詰め、旅立ちます。
左手の不自由な愛の左側を、野良犬のデンが歩いていきます。
愛は犬と話ができる不思議な力を持っていました。
行く先々で起こる事件を出会った人たちと乗り越えながら、愛は成長していきます。
読みながら、私もこんな小説が書きたいと思いました。
傑作です。
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