青春探偵団

青春探偵団―山田風太郎傑作大全〈10〉 (広済堂文庫)青春探偵団―山田風太郎傑作大全〈10〉 (広済堂文庫)
(1997/01)
山田 風太郎

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個性的な高校生の男女6人組「殺人クラブ」が探偵となって、次々と降りかかる難事件を解決していく、6編からなる連作短編集。
「殺人クラブ」とは、町はずれの高校の寮生男子3人女子3人で結成された、探偵小説愛好会のようなもので、読んだ小説の批評をしたり、ちょっとした悪巧みをするという小さなクラブ。
ひょんなことから巻き込まれてしまった殺人事件や、発覚すればあわや退学という自分たちの悪事を、それぞれの個性を活かして奮闘解決します。

とにかく「時代が古い」ということを覚悟して読まなければ、何なのこの子達は…と思ってしまうような行動や発言に面食らってしまうかもしれません。
文庫のはしがきによれば、昭和34年に刊行された本に昭和44年に書かれた1編を追加収録したものだそうで、かれこれ40年以上前の世俗が反映されているわけです。
たばこを「のむ」と表現する時代です。
「シスターボーイ」なるものが存在した時代です…。
まあそれに慣れてしまえば、なかなか小気味よいです。

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌